日本伝統の手刻み加工

心をこめた手刻みの家

当社は直営施工で、大工は下請けに出しません。どんな木造の家も、実際作るのは、設計者でも監督でもなく現場の大工だからです。
そのため、こなせるのは年間数棟ですが、一棟一棟、熟練の大工が心をこめて手刻みし家を作ります。

木材加工は、プレカット工場ではなく、自社加工場で手刻みで行います。無垢材の構造材は、木の特性があり、大工が木のクセ・相を読んで墨付けをします。すべてが自動化されているプレカットでは、木の性質までは読めません。また、10mほどの長材は規格外で、機械では加工できないため、当社加工場で刻みます。

当社には、20代の若手から60代のベテランまで、様々の年代の大工がおり、墨付けや手刻みの技術を継承しています。今後、増えていくと思われるリフォーム工事には、手刻み加工はかかせません。技術を次の世代に繋げていくための取組みも、工務店としての大切な仕事の一つだと考えています。